創業100周年

現在、日本の企業の内、
100年を超えて経営を続けている企業はわずか1%前後※。

おかげさまで私たちはその1%の中に入ろうとしています。

長寿の企業には共通する点があると言われています。
その共通点についてお話ししましょう。



※データは統計によって若干異なります。

イラスト/宮丸 貴臣(デザイングループ)

長寿の企業は、
独自の使命が明確に言語化されています。

私たちには、合言葉があります。
それは「伝えたいを、叶えたい。」

私たちのお客様がその先のお客様に伝えたいことを、
正確に、より魅力的に、より分かりやすく伝える。
その想いを、私たちは叶えたいと思っています。

長寿の企業は、
業界の常識にとらわれない発想を持っています。

過去には、業界の慣習から抜け出せずに、下請け気質が残ったまま
受け身な受注しかできない印刷会社さんも多く存在しました。

一方、今も元気な印刷会社さんは皆、少なからず攻めの姿勢を持っています。
今ではあらゆる業界において、当たり前になっている提案型の営業スタイルですが、
私たち駒田印刷はずっと提案型の営業を貫いてきました。

またアナログな管理が普通だった時代に、
業務にITを導入した攻めの経営を実践してきました。
それは30年以上も前からのことです。

「普通こうだから」「それが当たり前だから」
そういう言い訳をしないのが、長寿企業の共通点です。

長寿の企業は、
社員を大切にしています。

社員の皆さんが日々、自分の仕事や会社に愛着を持ちながら仕事ができているか。
企業が社員一人ひとりの“働きやすさ”と“働きがい”をいかに大切にできているか。
社員が安心して働けないような会社ならば永く存在することはできません。
ではその「安心」はどこから生まれるのか。
駒田印刷はそれを「安定した基盤」であると考えます。

「身の丈経営」「堅実経営」という言葉があります。
光溢れる時代の中で、“うまい話”に目がくらむこともあるでしょう。
そんなときも目先の利益に飛びつくのではなく、
あくまで自分たちの軸を忘れずに、
すべきビジネスに向き合っていくことを私たちは大切にしています。

このすべきことをできる範囲で着実に続けていくことこそが、
「安定した基盤」を造り上げていく方法だと考えているからです。

長寿の企業は、
いつもリスクに備えています。

例えば…
コロナ禍のような非常時は、この100年の間にも何度も起こっています。
駒田印刷はその度、危機を乗り越えてきました。
そもそも創業の年の1923年当時、日本は決して景気が良くはありませんでした。
そんな時代にビジネスを始めたわけです。

良いときがあれば悪いときも必ずやってくることを
DNAに刻み込んできたのでしょう。
リスクに備えて着実に歩みを続ける。
人も企業も、それが長生きの秘訣です。

長寿の企業は、
成長意欲が高く、学び続けています。

とはいえ、ただ守っているだけでは変化の激しい時代の中で、
社会から選ばれ続けることはできません。
変えていかなければいけないものはもちろん、どんどん変えていきます。

例えば、時代のニーズに応える新しいサービスメニューや生産設備。
例えば、今の社会に合わせた新しい働き方。
例えば、資格取得のバックアップ体制など学びの支援。

簡単ではありませんが、これらなくして成長も継続もありません。
長寿の企業は地味に、地道に、そういうことを怠らないのです。
そしてそれがお客様にも社員にも、どちらからも選ばれる企業の証だと信じています。

長寿の企業は、
世の中・地域への貢献を実践しています。

21世紀は環境革命の世紀とも言われています。
持続可能な社会、より良い社会に変えていこうという意識が高まっています。

私たちのお客様の中にも、そうした意志を高く持たれている企業・団体様が
多くいらっしゃいます。

私たち印刷業界は「紙」を使って消費を促進していることから、
その資源の使い方にとりわけ気を配っています。

その一つとして、駒田印刷は2021年、FSC®森林認証―CoC認証を取得。
限りある資源を適切に取り扱うことで環境保全に貢献しています。

長寿の企業は、
変わらないことも変わっていくことも
大切にしています。

どんなに時代が変わっても変わらないもの、変えないもの
世の中の流れに合わせて変わるもの、変えていかなければいけないもの

どちらか一方ではなく、バランスが良いことが重要なのです。
私たち駒田印刷にとって変わらないもの、変えないものは、
事業を通してお客様の「繁栄」に貢献すること(そして共に成長させていただくこと)。

しかし、その方法は「紙媒体」「印刷」に留まりません。
私たちが変えていかなければいけないもの、それは、
時代に合った方法に、ツールを更新し続けていくことだと考えています。

駒田印刷のロゴマークはこの想いを込めて、
2019年、リニューアルされました。
「Printing」の頭文字「P」が
「Communication」の頭文字「C」へと変化していく様を表現。

その変化が成す形状は
「connect(繋げる)」「line(点と点を繋ぐ線)」を意識しています。
デジタル的で現代的な印象を目指しながら、クルんとまあるい形状で、
温かみ、親しみのある駒田印刷を感じていただけたら嬉しいです。

2023年、私たちは再び1年生へ。

100年企業であること、それは私たちにとって誇りです。
しかし、決してそこにあぐらをかいてはいけないことを、
忘れてはならないと思っています。

これまでの100年は大切だけれど過去のもの。
私たちは再び1年生から始める気持ちで2023年を迎えました。

はじめまして、駒田印刷です。

私たちはもう一度、

1年生から始めます。

100周年ロゴ

手を結び、次の時代へ。

100年の節目を目前に控えた2017年から、
駒田印刷は次々と新たなビジネス・パートナーと手を結びます。
三重県津市の印刷会社「株式会社伊勢出版」を皮切りに、
翌2018年に名古屋市の広告代理店「アドシンク株式会社」、
そしてさらに2019年に横浜市の印刷会社「株式会社エイコープリント」、
2022年には大阪市の印刷会社「根間印刷株式会社」を
傘下に招き入れ駒田グループを形成してきました。
またグループとは別に2020年、システム開発会社「株式会社アイシーソフト」と
業務提携を締結するなど、サービスの範囲を拡大し続けています。

共に生き、共に成長する。
私たちの次の100年は、「共生」をテーマに歩み続けます。

コマダグループ

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